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日々の生活動作に親しむ洗濯活動と、じっくり集中して取り組む子どもたちの様子

生活動作を体験する「洗濯活動」と学びの時間

今回は、デイでの活動として「洗濯活動」に取り組みました。また、机に向かってじっくり取り組む運筆練習の時間も設けています。日々の身の回りのことや、手先を使う活動に少しずつ触れていく時間を大切にしています。

活動のねらい

洗濯活動では、水や布に触れながら「洗う・絞る・干す」といった一連の手順を体験し、手指の力加減や使い方の感覚を養うことをねらいとしています。また、運筆練習では、姿勢を保ちながら鉛筆を持って線を書くことに集中し、手先のコントロール力を育むきっかけづくりを目指しています。

デイでの子どもたちの様子

運筆練習では、とても集中して取り組む姿が見られました。丁寧に鉛筆を動かしていましたが、線には少しガタ付きも見られています。

洗濯活動の事前説明を行うと、洗濯の全体の流れをすでによく知っている様子でした。実際にバケツに水を溜め、ガーゼを洗う場面では、最初は布を強く握りしめる様子があり、両手を擦り合わせて洗う動きは難しそうでした。そこでスタッフが一度洗い方のお手本を見せて伝えると、すぐに真似をして上手に擦り合わせて洗うことができました。その後の「絞る」「干す」という作業もスムーズに行うことができていました。

自由遊びの時間には、お友達からの誘いには乗らず、黙々と一人でレゴブロックに没頭していました。スタッフが「何作っているの?」と尋ねた際には言葉での返答はありませんでしたが、「決まってないの?」と聞き方を変えると頷いて意思を伝えてくれました。隣でお友達とスタッフが笑い合っている場面や、お友達がパーツを渡してくれた場面でも、周りを気にせず集中して組み立てを続けていました。そして完成すると、「できた」「トラさんの家作った」と言葉にして教えてくれ、スタッフとのやり取りもスムーズになりました。その後、作ったお家のドアにトラのフィギュアが入らなかった際、そのフィギュアを持っていたお友達のところへ行き、触る前に「借りていい?」と声をかけて借りることができていました。

なお、みんなで集まる時間には姿勢が崩れやすい様子が見られ、スタッフが声をかけると姿勢を正すものの、しばらくするとまた崩れる場面がありました。

家庭や園・学校で取り入れられる工夫

手先の力加減や衣服の扱いなどは、日常のちょっとしたお手伝いや遊びの中でも触れることができます。ご家庭や園・学校でも取り入れやすい工夫をいくつかご紹介します。

  • ハンカチ洗いを一緒におこなう
    洗面台やお風呂場で、小さなガーゼやハンカチを水につけてクシュクシュと揉んだり、手の中でギュッと絞ったりする動作を一緒に楽しむことができます。「ゴシゴシ」「ギュッ」と声に出しながら見せることで、手の動かし方がイメージしやすくなります。
  • 指先を使う遊びをじっくり見守る
    ブロック遊びやパズルなど、一人で集中して作業をしているときは、無理に言葉を引き出そうとせず、本人のペースを尊重して見守ることも心地よい時間につながります。やり取りが必要な場面では、「はい」「いいえ」で答えられるような声かけにしてみるのも一つの方法です。
  • 姿勢を保つための無理のないサポート
    座っている姿勢が崩れやすいときは、足の裏がしっかり床についているか確認したり、背中にクッションを当てたりするなど、無理なく体を支えられる環境を整えてあげることも役立ちます。

子どもたち一人ひとりの得意なことやペースに寄り添いながら、日々の関わりを大切に見守っていきたいですね。

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