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卒業論文①~Aさんの場合~

こんにちは。
ココロおき楽の脇です。

 

 今回、新しい試みとして利用者さんが復職・就職する際に卒業論文を作ってもらう制度ができました!
 

 初めての提案で無茶ぶりだったのですが、Aさんは快諾してくださり提出していただけました。

 実際にココロおき楽を利用してくださった方の声なので、とても参考になるかと思います。

 

 それでは、下記がAさんの卒業論文になります。
 

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 休職中の約半年間、おき楽では復職に向けて自分自身を見つめ直す時間として過ごしました。
 
 休職当初は、「早く仕事へ戻らなければいけない」という焦りが強くありましたが、カウンセリングを繰り返し復職以前にメンタルを整えることが優先だと気づいてからは、自分自身のストレスマネジメントや休職に至った原因の振り返り、自分の性格や思考の癖に気づき、新たな考え方や行動のバリエーションを増やす為の練習などに取り組みました。

 

 責任感が強いあまり自分で解決しようとしてしまい、人に頼らずに抱え込んでしまう所があったのですが、おき楽ではスタッフと困り事を共有し、相談する事で自分にない考え方や行動のアドバイスを頂き、自分自身で落とし込みをすることで実際の行動や考えの変化を実感しています。

 

 職場復帰の際には、復帰前にリハビリ出勤というプログラムを利用し、まずは2時間の短時間から職場に慣れることを目的として3時間、5時間、8時間と徐々にフルタイムの勤務に戻るようスケジュールを立てて行いました。
 
 初めは2時間は短すぎると思っていたのですが、実際に行ってみると初日は2時間でも疲れを感じましたので体力面や精神面を見るためにも徐々に慣れていく短時間からのリハビリ勤務のプログラムはとても大事だと実感しました。

 

 リハビリ勤務後はおき楽の担当スタッフとの体調の振り返りを行い、客観的なアドバイスなどを頂いたり自分自身でも変化に気づき、相談•共有する事が出来る環境だったので安心して職場復帰することができました。
 

 復帰後も焦らずに自分自身を振り返りながら仕事を続ける事、1人で抱え込まずに相談すること、思考の癖に気づいたらおき楽で学んだ認知行動療法を活かして対処すること、日頃からのストレスマネジメントを実践することを引き続き続けていきたいと思います。

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